Opalpearlmoon

Yahoo!ブログから移転しました。

※イメージ映像です。

イラストというのはあくまでイメージを補助するためのものであると私は考えています。
ですから極端な差異でなければそんなに気にしません。
本編に関係なくても素敵ならOKです。
 
そんな私が銀バラの表紙イラストについて語ってみたいと思います。
 
「月光のピアス」
別になんとも思ってなかったリア時代。少し大きくなってから「ああ…うん」となった人の気持ちがわかるようになりました。
大きく開襟した長髪の青年が片腕で軽々と少女を抱いている。赤いピアスをつけた少女は胸の大きく開いたミモザ色のドレスを纏い、眠っているのだろうか?目を閉じ身を委ねている。青年は甘く妖しく瞳をきらめかせ、その顔を、首筋を見つめている。…今にも口づけをするかのように。
 
思いっきり盛ってみました()
鈴影の明るいシトラスグリーンの髪色が印象的ですがユメミのオレンジの髪と補色になっているんですよね~
 
「星影のブレス」
静寂。その中に一人の青年と少女がいる。
瞳を閉じて身をゆだねる少女はあどけなく、少女を抱く青年は半眼にして真っ直ぐと見据えている。少女は自分のものだと言わんばかりに。
 
また盛ってみました。
この半眼で座った眼がね、もうね…()この鈴影の表情は彼のイメージに大きく影響していると思っています。
てか、影響されています()
 
「オンディーヌの聖衣」
怜悧な蒼い瞳には切なさが宿り、硬く結ばれた口は強い意志を示す。
水の中を漂うような幻想的な鈴影。キャラクターが一人だけというのはこの本だけです。
思いつめたような、切ない表情が結構好きなんですけど…どうでしょう。
 
「黄金のダガ―」
目を閉じ黄金の短剣をもつ鈴影の横顔には不吉な影が落ちている。それを赤いパフスリーブのドレスをまとったユメミが座り見上げている構図です。ユメミのドレスの襟にファーがついているので冬っぽいイメージのイラストです。発売月が11月だったのでぴったりです。
ドレスはともかく、黄金のダガ―が描かれているので本編のイメージに近いです。
 
「天使のカンタレラ」
宙に浮かぶユメミの横顔、鎧をまとう鈴影、その後ろに横顔の冷泉寺…。
これは一枚のイラストの右上部分で全体じゃないんですよね。CDブックで全体を見たときの驚きといったら!
ストーリー性のある一枚です。
右上にユメミの横顔、黄金の甲冑をまとい思いつめたような表情の鈴影、冷たくこちらをみる冷泉寺の横顔、その手には細い剣が。
あどけない表情の光坂に拳を握りしめる高天。
冷泉寺さんが意味ありげに剣をもっているのが印象的な一枚。
これだけみるとヒロシが主人公のようです。
ユメミは囚われのお姫さま、それを助けようと死地へむかう騎士鈴影、操られ暗殺者となった冷泉寺に、巻き込まれた一般人光坂、そして主人公高天宏はどうする、どう動く!?
こんな感じでしょうか。
黄金の甲冑はたしかこのイラストが初出のはず。これ以降よく着ていました。
ファンタジー風の格好いい鎧で薔薇の紋章入り。総帥の正装だと思っていました。
甲冑姿の総帥、好きだったなあ…
  
「銀のメサイア
まばゆい黄金の光の中、光坂とヒロシのアップ。
ふと振り返ったような表情の光坂とぎゅっと拳を握りしめ自信に満ちた表情のヒロシ。
今まで表紙を飾ったことのない二人なので新鮮でした。
 
「緋のチェイカ―」
一番本編イメージに近いイラストですね。
聖痕を見つめる光坂と物語のキーパーソンの一人の冷泉寺のアップ。
その顔の半分を埋める闇は彼女の苦悩を表すかのようです。
実質最終巻となった表紙がユメミと鈴影じゃないのが少し寂しい…
 
番外編 「ひとみワールド夢辞典②」
全員集合!な表紙イラストです。ユメミはグリーンのトップスにピンクのチュチュのワンピースでアンダーにスパッツ、ショートブーツ。健康的で元気なイメージの全身イラストです。それを囲むように4人のバストアップという構図。表情が全員よくてかなり気に入ってるイラストです。
夏に発刊された本のせいか、爽やかで明るいイメージなのもポイント。
 
基本的にどれも好きなのですが一番は夢辞典②かな。
全員集合というのに弱いので…
あと、鈴影は瞳を青色で塗ってあるバージョンが好きだということに気が付きました。
てか大体青で塗ってありましたね