三宇宙の聖宝 月光のピアス
三宇宙四精霊の聖宝
超自然的な力を秘めた七つの宝物
それら全てを身に付けたときありとあらゆる願いがかなうという…
わくわくしますよね！
私は七聖宝の設定を考えるのが大好きでした。ロマンティックで想像力をかきたてられますよね～。
聖宝とはいいますが、どれも聖なる力とはいいにくい禍々しいものばかりというのもたまりません(笑)
そこで七聖宝についても考えていたことを書いておきたいと思います。
＜月光のピアス＞
満月色のムーンストーンを金で細工したピアス。描写からいってスタッド式のピアスのようです。
別名呪いのピアス。
・自分の心臓の血をピアスに浸して願えばそれは必ず成就される。
呪いがかかった状態のピアスは血の色をしており、呪いは14日以内に成就される
・ピアスの所持者の心臓の血はあらゆるものに永遠の命を与えるといわれる。
ゆえにピアスの所持者は魔・死者・人間とあらゆる存在から命を狙われることになる
・水のオンディーヌの聖衣と相性が良く惹かれ合う
水のオンディーヌの聖衣には月光のピアスを嵌めるくぼみがあり補完し合う関係である
禍々しいように見えますが、見ようによっては自己犠牲により絶望的な状況を救い、大切な人の命を救うことのできる聖宝だともいえます。
私は月光のピアスの力の本質は所持者に守護し願いをかなえるものだと考えていました。
上記の力も所持者の願いをかなえるための最終手段といえるのではないかと思っています。
元々ピアスはピアスホールをあけて付けるものです。
しかしユメミの場合直差しでピアスと血管に触れている、すなわち心臓と直接つながっている状態であり、ピアスの影響をより濃く受ける状態にあるのだと考えられます。
ユメミがときめくと光を発し、狼、猫、鷹に変身させてしまうのは
ときめく、すなわち心臓が収縮するのは危機的状況に陥っていると判断し彼女を護るためピアスが変身をさせてるのだと思っていました。
黄金のダガ―でみせたテオドラを引き裂きヒロシたちを回復させた力はまさに所持者の守護たるピアスの本来の力なのだと思います。
天使のカンタレラ以降二重三重に隠されたユメミの恋心ですが、天使のカンタレラの力、メサイアのお神酒の他に月光のピアスも作用してたんじゃないかな～なんて想像していました。
恋が叶っちゃうとユメミが危険な状態にさらされる可能性大ですからね。
今後ピアスの力は解明され、どのように物語に関わってくるのか。
それを考えるのが楽しかったのを覚えています。
しかしルスカとどうしようもなく惹かれ合ったりと所持者の心にまで深く浸食してくる聖宝ってやっぱり怖いですよね
