すきより深いあこがれ 3

私は基本単体萌に近いカプ萌です。

平たく言うと「ユメミちゃんのことを好きな鈴影さんが好き！」なんです。

鈴影さんはユメミの前ではいろんな表情をみせてくれます。

ユメミは気が付いていなくても、読者は気づいています(笑)

 

恋心を押し殺し、自分を律し、こらえ、静かに傷ついている様が切ないのです。

爽やかに触れる指先に幸せを感じ、優しく微笑む姿が好きなのです。

ときおり熱く暴走する彼がどうしようもなく愛しいのです。

鈴影さんはよくドMってネタにされますが、彼ではなくファンがドSなんだと思っています(笑)

本文では穏やかに微笑んでいる描写が多い鈴影さんですが、眉間にしわがあるイラストが多いことも彼の苦悩を物語っているのではないでしょうか(笑)

 

月光のピアスのころから好きなキャラだったのですが、明らかに確変したのはオンディーヌの聖衣で感情のままルスカに声を荒げたところです。

 

「ユメミが気に入ったのなら、アーネスト・ボーグマンを通して、このオレの了解をとれ！それまでは指一本、髪一筋も触れるな！！」

「かすめとるようなマネは、許さん！！」

 

ああ、あの鈴影さんが激昂するなんて！

髪一筋って細か！かすめとるってユメミちゃん別にあなたのものじゃないし！

このかすめとるって表現がいいんですよ。独占欲と所有欲が入り混じる微妙な言葉！

相手は慎重にならないといけない交渉相手の仲間ですよ、それを泥棒猫か鳶のような扱いをしているところが衝撃的でした。

この豹変っぷりにどきどきしたのを憶えています。

このセリフ、大好きです。

 

ただ素敵なだけじゃない、熱くたぎるような情熱を秘めた青年。

いいですよね！