Opalpearlmoon

Yahoo!ブログから移転しました。

マリナちゃんお誕生日おめでとう!!!

本日1127日は「まんが家マリナ」シリーズのヒロイン、池田麻里奈ちゃんの誕生日です!
マリナちゃんお誕生日おめでとう~!
 
身長140㎝の四頭身、一見小学四年生の17歳の女の子。
ちょんちょりん、と呼ばれる丸い飾り付きのヘアゴムがトレードマーク。
強くたくましく、そして人懐っこいとも図々しいともいえる太い性格で、過去に知り合った友人たちはなんと3456人!しかも住所録付きなんだから凄い。
三流漫画家だけど社会人だったりします。
 
私が初めてであったひとみヒロインはマリナちゃんでした。
こういうかたはおおいんじゃないでしょうか。
そしてひとみ先生がコバルト文庫で最初に書いたファーストヒロイン、でもあります。
全てのヒロインたちの道はマリナに通ず、なんてね。
あながち間違ってないという。
 
私、マリナちゃんのこと好きです。
昔は三流漫画家~?とか思ってましたけど、17歳で自立して一人暮らししてるって凄いことだと成長してから気がつきました()
それにちゃんと賞をもらってデビューしてますしね、たいしたもんです。
そして脅威の社交性。いや、本文読んでると社交性といっていいのかわからないですけど、人見知りしない、心を閉じない精神性!これがすごい。引越しの回数が多かったというので、そうでないとやってられないというのもあったと思うんですけど、それにしても適応力が半端ない。
たぶん、マリナちゃんの性格もあると思うんですけど、見た目小学四年生という幼い容姿も相手の警戒心をといていたのだと思います。
 
そしてマリナちゃんはもてる。
羨ましいくらい、もてます。
和矢、シャルル、美女丸、カミルス、プリスクス、レミ、カーク、ガイ、ぱっと思いつくだけで8人。
薫は同性なので含みませんが、それでも彼女の親友というのは羨ましいポジションなのではないでしょうか。
しかも揃いもそろって超美少年。お金持ち。
もう、いいなああああ、としかいいようがありません()
 
なぜこんなにも友人関係を気づくことができたのか。
そして美少年たちに好かれるのか。
それは、マリナちゃんが「寛容」であるからだと思います。
マリナちゃんはとても高い共感性を持っています。
同時に、いい意味での鈍感さも持っています。
繊細さというのは自分を傷つけ、その痛みゆえに人を傷つけることがあります。
マリナちゃんの鈍感さは相手の余計なところに目をつぶるので、まず自分が傷つきません。
傷つかないので相手を傷つけることも少ない。
高い共感で人に寄りそい、鈍感さで余計な傷をつくらないからへこまない。嫌わない。
相手を傷つけない。
これは好かれるでしょ~!
 
あと、マリナちゃんはいくつもの物差しをもっています。
人はどうしても「良いこと悪いこと」という名前の物差しで物事を図りたくなってしまいます。
お金をもっていることは「良いこと」、貧乏なのは「悪いこと」、美しいことは「良いこと」、醜いことは「悪いこと」……など「優劣」という目盛りのついた物差しはいろんなことを一般的に測れて便利ではあります。
しかし物差しはそれだけじゃないんですよね。
マリナちゃんは薫から「実兄を愛している」という衝撃的な告白を受けます。
生き別れの義母兄妹とか義兄妹ではなく、ブラザーコンプレックスなんて甘いものでもなく、正真正銘の兄妹の、異性にむける愛情。
近親相姦、です。
この告白、「良いことと悪いこと」の物差しで測るとしたら「悪いこと」です。
倫理的にも生物学的にも、是とすることは絶対にできない感情ですから。
ドン引きするか、気のせいだと説得するか、いけないことだからやめなさい、と説教するか。
どうしてもそう言いたくなってしまう。
でもマリナちゃんはそのまま受け入れて、なにも言わないんですよね。
それはマリナちゃんのもつ物差しが「良いことと悪いこと」だけではないから。
だからこそ、薫に寄りそい、その苦悩と痛みを分かち合うことができた。
マリナちゃんがいてくれて、薫は本当に救われたと思います。
そして究極が「自分の眼や耳よりも、あんたの言うことを信じるわ」なのだと思います。
自分よりも相手を信じる。
ここまで深く強く寄りそえるマリナちゃん。
そりゃ、もてるわ(断言)
 
こんな友人がいたら最高じゃないですか。
だからマリナちゃんが好き!
 
マリナちゃん、お誕生日おめでとう!
 
アニメ化ドラマ化するような超有名漫画家になってるとは思わないけど(ごめん……)ず~っと漫画を描き続けてる息の長い漫画家ってイメージかなあ。
 
和矢と幸せでありますように!!