お隣さんってどんな感じ？

 

みなさん、夜眠れないときって、どうしていますか。

明日は早いのに、ベッドに入ってずいぶんたつのに、意識ははっきり眠気は来ない。

私はそんなときどうでもいいことを想像してしまう癖があります。

些細なことを思いだして、ぼんやりと考える。

このぼんやりとした思考が寝なきゃ！という焦りをとってリラックスさせてくれるみたいで、大体はそうしているうちに寝てしまいます。羊の数を数えるのと同じ効果があるのでしょう。

しかし逆に気になって眠れなくなることもあります。

この前もそうでした。

 

佐藤家と高天家の位置を真剣に考えて午前二時。

 

きっかけは、メサイアでユメミちゃんの部屋の位置が変わっていることに気がついたことでした。

オンディーヌまでは一階だったのに、メサイアでは二階になってるんですよね。

その時はユメミちゃん部屋替えしたんだ～としか思わなかったんですよ。

しかしその夜、眠れぬままぼんやりと考えてたらだんだん気になってきて、結局起きでて電気をつけるとノートになにやら描きだしていました。

中学生か(笑)

というわけで、今回は佐藤家高天家の位置関係と間取りについて考えていきたいと思います。

 

まずは本編における描写をあげていきましょう。

 

・ユメミの部屋は台所の隣にある。（月光のピアス）

・ヒロシの家からユメミの部屋の窓がみえる。（月光のピアス）

・ユメミの家の玄関をでてひさしをとおるとヒロシの家との境のフェンスがみえる。（月光のピアス）

・鈴影さんが窓から入ることができる。（オンディーヌの聖衣）

・庭が道に面している。（黄金のダガ―）

・家の脇にまわるとヒロシとの家の間の低いフェンスがある。（銀狼ロマンス）

・二階にベランダがあり、子ども部屋と通じている。（銀のメサイア）

・子ども部屋をでて廊下を横切った北側に窓がありそこからヒロシの家のベランダと庭がみえる。（銀のメサイア）

・ユメミは子ども部屋から自室、そして階段を降りて外出する描写がある（銀のメサイア）

・自室をでて廊下を横切った北側の窓からヒロシの家のベランダがみえる（緋のチェイカ―）

 

だいたいこんな感じでしょうか。

まず台所の隣にあることと窓から部屋に出入りすることができることから最初のユメミの部屋は一階だと考えられます。

そして、二階の北側にある窓からヒロシの家のベランダがみえる。このベランダはヒロシの部屋のものだと考えてもいいでしょう。そのベランダの下に庭がある。このことから高天家は佐藤家の北側にあり、家同士が隣接しているのではなく庭を挟んでいることがわかります。

ユメミが二階の子ども部屋のベランダで洗濯物を干すシーンがあります。そこで「部屋をでて廊下を横切って北側の窓を開けた」、とあり、このベランダが南向きにあることがわかります。

となるとですね、佐藤家の庭が南向きにあるのならわざわざ二階のベランダで干すことはないと考えられますので、庭は南側以外ということになります。北側に庭があるとは考えにくいので東側、もしくは西側にあることになります。

ユメミ達が庭でキャサリングの花火をしている時、鈴影さんはフェンス越しにその様子をみていますから、庭は道路側にある、すなわち裏庭ではなく玄関に隣接していることになります。

次にユメミの部屋の位置ですが明らかにオンディーヌとメサイアでは位置が違い、一階から二階に変わっていますね。おそらくその間に部屋替えをしたのでしょう。

ヒロシの部屋からユメミの部屋の窓がみえたということは、ユメミの部屋は家の北側にあり、そのまえに銀狼ロマンスの現場となった家の脇の細い通路がある、と。

オンディーヌで少女の部屋を大人四人が並んでのぞきこんでいるという目撃されたら警察に通報ものの光景も、奥にはいった見えにくい家の脇なら納得できます。

 

 

 

 

 

そして大体私の中ではこんな感じのイメージになりました。

上が高天家と佐藤家。下が佐藤家二階。

斜線の位置はベランダ。★が新旧ユメミの部屋です。

ユメミちゃんの部屋はもっと奥の方かもしれません。

しかしユメミが部屋替えしたのはなんででしょうね？子ども部屋の隣はパパママの寝室だったけど、成長して手狭になったユメミに部屋を譲ったとかでしょうか。

ここの「部屋をでて廊下を横切って北側の窓をあけた」というのは妙にリアリティがありますし、ひょっとしたら家のモデルや間取り図が存在しているのかもしれないです。

 

しっかし夜中に何やってるんでしょう……。

ドイツ戦を早起きして見るつもりだったのですがその時間には眠っていました。くそう……。

寝付きが良くなりたい。