Opalpearlmoon

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地獄の釜を開いてみよう ~太陽のリングっていくらなの?~

 
 
事のはじまりはこのニュースでした。
 
「青い美人」20億3000万円=サファイア競売で最高額-スイス
 
「アジアの青い美人」と呼ばれる392.52カラットのサファイアがクリスティーズで1696万5000スイスフラン、日本円で約20億3000万円で落札されたというものです。
大きく美しいサファイアのネックレスの写真に魅かれたというのもありますが、宝石のオークションということで太陽のリングのオークションを連想したんですね。
そういえば太陽のリングもクリスティーズでのオークションだったなあ……。
あれはいったいいくらだったんだろう。
落札予想金額は日本円で書かれていましたが落札価格は書かれていなかったんですよね。
そこで軽い気持ちで計算を始めてみたんです。
 
1991年3月のスイスフランのレートを調べましたところ、95.85円~101.46円とありました。
太陽のリングは2600万スイスフラン
日本円だと約24億9000万~26億4000万円となります。中をとって25億5000万円とします。
あれ……安くない?
と、ここで異変に気づいたわけですよ。
「天使のカンタレラ」には太陽のリングの予想落札価格は9百万5千スイスフラン、約30億8千万円とあったからです。
 
計算、合わないよね。
これは一体どういうことなの……?
 
調べ方が悪かったのかなと思いましたがスイスフランの数字は合っています。
手数料や税金などを含めた金額だったとか?
う~ん、これってやっぱりひとみ先生の書き間違い??
落札価格を約30億8千万円としていて、それを予想価格として書いてしまったのでしょうか。
というのも1990年8月は116.22スイスフランだったんですね、これで計算すると2600万スイスフランは約30億2000万円になりますから、それより少し上を予想して91年3月の計算をしたのならおかしくありません。
落札金額を決めてからスイスフランに直して、手違いで落札予想金額のところに書いてしまったという感じ。
もしくは落札予想価格、落札価格が違っていたとか?
落札予想価格である9百5千万スイスフランは約8億6000万円~9億1000万円となります。
それなら落札価格が約25億5000万円、最初の計算で合います。
星影のブレスは15億円だったので、確かにグレン・グラハムさんの言う通り安すぎる予想価格となりますね。
落札予想価格を日本円30億8000万円が正しかったとすると、落札予想金額は
約3000万スイスフランになります。。
落札価格は予想価格の約3倍でしたから、約9000万スイスフラン、約110億円で落札したことになります。
太陽のリングとして出品されていたら千億はくだらないといわれていたわけですから、これでも安く落札できたことになります。
 
・落札予想価格900万5千スイスフラン、落札価格2600万スイスフラン約30億8000万円 
・落札予想価格900万5千スイスフラン、落札価格2600万スイスフラン約25億5000万円 
 ※30億8000万の数字自体が違う
・落札予想価格約30億8000万円、落札価格約9000万スイスフラン、日本円約110億円
 
はたして太陽のリングは約25億5000万円なのか、約30億8000万円なのか、約110億円なのか。
ちなみに呪いのダイヤということで有名なホープダイヤモンドは推定2億5000万ドル、約289億円だそうです。
 
う~ん、いくらだったんでしょうね?
気になるところです。
庶民な私からしたらとてつもない金額すぎて想像できないので一緒に思えてしまいます。
トパーズメインのアンティークリングとしてはどれも高すぎるお値段ですし。
メモしておいたことがごっちゃになるってよくあることだから、あえていうなら30億8000万説かなあ。
あ、ごっちゃになるのって私だけだったりして^^;
 
結局結論の出ないことなので、地獄の釜になってしまう話題の一つだと思います。