Opalpearlmoon

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マリナちゃんお誕生日おめでとう!!

 
 
本日11月27日は「まんが家マリナ」シリーズの主人公、池田麻里奈のお誕生日です。
 
マリナちゃんお誕生日おめでとう!!
 
ひとみ先生の文庫デビュー作であり看板作品であった「まんが家マリナ」シリーズ。
藤本ひとみといえば「まんが家マリナ」、コバルト文庫といえば「まんが家マリナ」といわれる時期があったほどの作品でした。
同年代でコバルトでひとみ先生の作品を読んでいなかった子でさえ丸眼鏡と赤いちょんちょりんの女の子と知ってるくらいでした。
藤本ひとみ?読んだことないけど知ってるよ、めがねの女の子のやつだよね。え、銀バラ??
藤本ひとみ!読んでたよ~、面白かったよね。シャルル好きだったわー。
とまあ、脚色ありでこんな感じ。
その作品のタイトルロール、主人公が池田麻里奈です。
とにかく規格外のヒロインでした。
少女向けの作品といえば高校生が主流だった時代に少女漫画家、しかも三流。
おてんばだってそこそこ可愛いヒロインの世界にちびの四頭身にめがね!
性格もとにかくあかるくて前向きで図太い!!
ここまで思いきったヒロイン像はなかなかないのではないでしょうか。
読者の反応もいろいろ。
マリナなんて大嫌いって子もいれば大好きって子もいました。
嫌いって子はなんであんな子のどこがいいの!?っていう嫉妬。
大好きって子は図太くも明るい性格に対しての憧れ。
でも大体はしょうがないなーwという反応だったのではないでしょうか。
今でいういじられキャラでしたよね。
やれやれ、またマリナがドジやってる、仕方ないなあ、みたいな。
ヒロインというよりマスコット的な愛され方をしていたと思います。
 
私は「愛いっぱいのミステリー」から読みだしたので、マリナといえば冒険譚というイメージでした。
とにかく考えるよりも、走る走る、突っ走る!
その大車輪な行動力が面白かったんですよね。
お話も古城に隠された財宝とミステリーや古代ローマのスペクタクル、推理事件をめぐる冒険って感じで好奇心をくすぐられるものばかりでした。
大体ヒロインって守られるばかりで酷い目にあうことってないんですけど、マリナは落ちる、泳ぐ、爆発に巻き込まれる、などなど酷い目にあうことが多かったのも新鮮でした。
そういう場合、和矢を始め周りがもっと酷い目にあってるんですけどね
ですから私の中ではいまでもマリナは冒険譚。
大好きなシリーズです。
 
マリナちゃん誕生日おめでとう。
和矢と幸せにね!!