Opalpearlmoon

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12月の定例更新

 
 
ちょっとはやいですが12月の定例更新ということで、明後日6日は満月です。
 
いよいよ今年最後の満月となってしまいました。
今年も欠かさず更新することができてよかったです。
日常にほとんど必要のない月の満ち欠けですが、一年半以上意識しながら暮らしていると、それが日常になってきますね。
陰暦で暮らしている気分になります。
 
お天気はよさそうな感じ。
ただ週末は冷え込むそうなので夜空を見上げるのなら寒さ対策は万全で。
 
さて、12月6日は聖ニコラウスの日でもあります。
聖ニコラウスは航海、修道院、学生、子どもの守護聖者。
日本でいうとサンタクロース。
クリスマスにトナカイのそりに乗ってプレゼントを配りにやってくる、あのサンタクロースです。
にこにこしたお爺さんのイメージですが、ドイツ・スイス・オーストリアなどの国ではかなり違うイメージとなります。
聖ニコラウスの日に聖ニコラウスは一年間いいこにしていた子どもにご褒美としてナッツとミカンをくれます。
そこまでは日本と同じですが……。
聖ニコラウスは怖い従者シュムッツリを連れて、悪い子はムチでお仕置きをして袋につめて連れ帰ってしまうのです。そして袋につめられた子どもは森へ放置されます。
白い大きな袋にはプレゼントではなく悪い子がみっしり入っている……。
 
怖っ!!
いい子にしてないとプレゼント貰えないどころかお仕置きされて連れさらわれるなんてなんてハードなんだ、聖ニコラウスの日!
日本じゃプレゼントを貰えないだけで済むなのに、さらにペナルティがあるなんて!
 
秋田のなまはげのような行事ですね。
いい子にしてないと聖ニコラウスにお仕置きされるぞ~!いわれながら向こうの子は育つわけです。
そりゃいい子にするよ、ムチでしばかれたくないもん。
ドイツ語圏では、年末に一年のジャッジを済ましてからクリスマスを迎えるんですね。
楽しいことの前にはクリアしないといけないこともあるよ、悪いことはしちゃいけないよって、子どものころから人生を教えてるなあ。
日本に聖ニコラウスの日が入ってきていたなら、世の親御さんの教育はもっと楽になっていたのかもしれません。