Opalpearlmoon

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聖バルバラの日

クリスマスを待ち望むアドヴェント、その期間にはさまざまな聖者の日があります。
 
本日12月4日は、聖バルバラの日。
バルバラは306年、ニコメディアの裕福な家の生まれでしたが、ひそかにキリスト教に入信したのが父親に知られ、塔に閉じ込められました。そして父親が改宗させるためにローマ総督に訴えたため、牢獄に捕らわれ殉死した聖女です。
若くして殉死した聖バルバラは未婚の女性の守護聖人であります。
そこで聖バルバラの日にはこんな恋愛の占いがあります。
 
12月4日に桜桃、杏、林檎の木の枝を切り瓶にさし、三つの願い事を紙に書いて枝に結びつけます。
「第一には、その人がわたしを愛してくれ」
「第二には、その人がまだ若く」
「第三にはその人が物持ちであること」
そしてクリスマスまでに枝が開花するとその願いはかなう、というもの。
 
アンドレアスの日に続き、楽しそうな恋占いですね。
お願い事が具体的なところがまた……(笑)
ああこれもやってみたかったなぁ!
クリスマスがこれだけメジャーな昨今、それまでの期間をもっと楽しんで過ごしてもいいと思うんですよ。
もっといろいろとりこんでもいいと思うんだけどな。
聖女の日ということで宗教色が強すぎるからでしょうか?
いや、生花業界が頑張ればメジャーになるはず!
とはいっても、日本とヨーロッパでは気候が違いすぎますし、対象が少女のみってのはキツイですかね。
 
調べていくと、キリスト教にとってアドヴェントの期間は大切で楽しい期間であることがわかります。
日本で言うとなんだろう……、お正月かな。
年末から三が日にかけてのワクワク感に似ているのかな~と思います。