時系列からみてみよう
昨日の記事にて少し触れましたマリナシリーズの作中時間。
こういうデータ系は気にしだすと止まらなくなるのが私の悪い癖。
という訳で、作中時間について調べてみました。
まずは作中時間について。
『愛からはじまるサスペンス』 7月
『愛の迷宮で抱きしめて!』 「ああ思い返せば九か月前」
『愛の迷宮で抱きしめて!』 4月
「自分が四月の西欧の河に飛び込んだと知ったら」
『愛はきらめく星になっても』 10月
「道行く人々の中にも色調シックな厚物ルックがチラホラする十月半ば、」
『愛いっぱいのミステリー』 4月
『愛してローマ夜想曲』 7月
作中にえがかれているローマ大火は7月19日
『愛よ今、風にかえれ』 1月
『愛と哀しみのフーガ』 不明
1~2月
『愛をかたるエリニュス』 2月
「半年前に、ついにミーシャは17歳の誕生日を迎え」
『愛する君のために』 11月
「この十一月に、なんで台風なのよ、呼べるもんなら呼んでこい!」
『愛をするアンテロス』 10月
「10月の日差しの中で見事に気高く美しいシャルルを見つめ」
『愛をするフォリー』 不明
アンテロスの一か月後、11月?
『愛に捧げるトルソ』 不明
11月~12月
『愛は甘美なパラドクス』 12月
「12月26日付です」
こんな感じ。
本文に何月か書かれている作品、本文からはっきり推測できる作品は何月かを、そうでない作品は不明としてあります。
ざっと拾い読みでピックアップしたので間違っているところもあるかもしれません。
『愛いっぱいのミステリー』はね、4月とかかれていたところがあったはずなんですが、確認しようとしてもみつからないっっ なので空白^^;
どこだよ~。
見つかったら追記します。
『愛からはじまるサスペンス』は『愛の迷宮で抱きしめて!』の9カ月前。ということで7月。
『愛を語るエリニュス』は、ミーシャの誕生日から半年後のお話。
ミーシャの誕生日は8月17日なので(エリニュスの場合。マリナ大辞典②とは異なっています)その半年後の2月、という計算になります。
ちゃんと記述されている作品以外でも大体は想像できる範囲でした。
発売月と作中の季節が異なるのはフーガ、フォリー、トルソ。
この三作は作品内は季節について触れられていないんですよね。あえてふれないことで読者に違和感を覚えさせないよう配慮してあるのでしょう。
フーガ完全に夏の話だと思ってたもの。
マリナの流れって大体こういう感じになってたんだ、と改めて思いました。
案外そういうのって気にしないで読んでいましたよ、ね??