Opalpearlmoon

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ガーベラの君へ


ガーベラの花をいただきました。
すらっと伸びた茎に天を仰ぐ大輪の花。
可愛らしくも凛々しい姿を眺めていたら懐かしい気持ちになりました。

皆様、ガーベラと言ったら何を思い浮かべますか?


はいっ、ガーベラって言ったら和矢ですよね!!(いい笑顔)


『愛をするフォリー』にて記念すべき初表紙を飾った和矢。
マリナシリーズは『愛と悲しみのフーガ』から美少年+お花(+妖精マリナ)が描かれるという形になり、彼とともに描かれたのがガーベラ。
それ以来、和矢のイメージフラワーはガーベラとなり、私の好きな花となったのです。
プロフィールで書かれたわけじゃないのに、私の中では「和矢の好きな花=ガーベラ」となってますからね。
もうイメージ通りなんですもの!
絶対全国の和矢ファンの皆さんはガーベラを買ってきて物思いに耽ったことがあるハズ。

ガーベラの花言葉は「希望」「常に前進」
これはまっすぐ前を向いて咲く姿や明るい色調の華やかさのイメージからだそうです。
そして、、描かれているピンクと赤の色
ピンクは「崇高美」赤は「神秘」「熱愛」。

どれもぴったりじゃないですか。

和矢って常に希望を失わない人だと思うんです。
絶望に打ちひしがれても、最悪の結果が待っているとしても、逃げずに前を向こうとする。
希望をもって物事に向かおうとする。
『愛の迷宮で抱きしめて!』で、マリイの失踪という、最悪の結果をどこかで予想しながらも探し続けたのは、そういうことだと思っています。
「崇高美」はなんせ美少年ですし、「神秘」「熱愛」は神秘的な瞳で情熱的なところそのもの。
一年通して花屋さんに置いてある定番のお花であるところも、誰にでも好かれる親しみやすいところと重なります。
長持ちしますし、タフなところも和矢っぽいと思ってます。

これだけイメージ通りガーベラの花。
偶然ではなく、谷口先生は意味を持って描いてくれたのだと思います。
乙女らしさが必要とされる少女漫画家さんなのですから、花言葉は当然知っていたと思うし、お花についても詳しかったのではないかと(資料とか多そうなイメージ)
そこから選んで和矢の象徴として描いてくれたんじゃないかなあ、と思っています。

イメージアルバム『恋物語』の書下ろしイラストで、和矢とシャルルが背中合わせになっているイラストがあります。
描かれた時期はフォリー~トルソの間。
相反し対立することになった二人の関係を表してるのだと思うのですが、そこに「バックに舞う花」として小さな花束がいくつか描かれています。
そのメインは「ガーベラとバラ」なんです。
これって和矢とシャルルのこと……?
ひとみ先生と一緒にマリナを作り上げてきた谷口先生として、親友同士が仲直りをしてほしいという意味を込めてリボンで結んだ、なんて深読みのし過ぎかなあ。

結局何が言いたいのかというと、
素敵なお花を選んでくれて谷口先生ありがとう!
だったりします。

いまでも和矢はガーベラの君です。